競馬人物誌

通称ブラジルの巻

(秋華賞のファインモーション号)
通称はブラジル。理由は度々姿を消し、ブラジルへ海外出張するからである。
何の仕事をしているかは定かではない。もっともウインズで知り合う人達はお互いに
名前も素性も殆ど知らないで、競馬という接点でつながっているといのが実情です。

このブラジルの馬券戦法は変わっている。常に1点買いである。だから、本命筋かと
思えば、これが万馬券や中穴狙いであるから立派。1点勝負で万馬券という最高ラン
クの配当をゲットする、これはまさしく馬券の買い方の理想ではないか!
なにせ1点勝負は的中したら、無駄馬券一切無しの効率は最高。しかし、1点買いの
ため万馬券を逃がすことも度々。我々は彼に「万馬券は流さないと取れないよ」と忠
告するが、それでも彼の主義は変わらない。

それでも年間に数本は取っているらしいから立派なものである。来るか来ないか判ら
ぬ馬からいっぱい流すのに、最近は抵抗を感じてきた黄門さまもここでうなるのであ
る。1点勝負で万馬券は確かに魅力的であり、1点なら別に万馬券でなくても良かろ
に、そこを敢えて万馬券として理想を高く掲げるブラジルなのです。
何と言っても、この究極の目標に向かってチャレンジする精神が尊いですね。


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