以上が予想走破タイムとそれに基づく予想です。上位6頭にタイム順で印を打っただけです。
このレースはいかにも荒れそうなレースでした。ここでこの6頭の組合せ馬券の内、万馬券を
調査すると、3−4、3−10、3−12、4−10、4−12、10−12の6種類だけです。
結果は予想とおり波乱となり、3−10の組合せで14,540円の万馬券でした。
勝時計は予想をはるかに越える1.07.9の高速タイムでしたが、これは馬場状態のためでしょう。
いずれにせよ、人気にとらわれずこの予想走破タイムで検討すると、意外な穴馬が見つかる
のかも知れません。この走破予想タイムはおおいなる武器となるでしょう。
しかし、最近このサイトは有料サイトになった。良く利用させていただけに大変残念なことです。
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探せばあるものですね。競馬に真剣に取り組んでいるホームペジが。意外に身近なところで
見つけた力作のHPを紹介します。私はこういう人が大好きです。
同じアスリートの住人です。http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/7812/
『出走する10数頭の競走馬が1着馬、2着馬、3着馬に絞り込まれる。そこに何らかの規
則性・法則性を見出すこと』 これが彼の予想に対する基本的な姿勢なのです。
この力作を要約するのも大変ですが、下記のようなことになるでしょうか。
(前提)オッズは競馬参加者の見解の総意であり、レースの性質を示す指標である。
だからこそレース結果を示唆する情報が含まれている余地がある。
@単勝人気と馬連人気のオッズの矛盾から、不安度の高い馬を推測する。
あるレースでの単勝人気がA,B,C,Dの順だったとき、Aがらみの馬連人気はA-B, A-C,
A-Dの順になるはずです。これが、A-C A-B A-Dのように単勝人気より馬連で人気順が
落ちているいるとき、1点ずつ減点していき、その値が高いほど不安定要素の高い馬と
判定する。
A単勝人気と馬連人気のオッズの矛盾から、期待度の高い馬を推測する。
@の逆で、単勝人気より馬連で人気順が上がっているとき、逆に加点する。
求めた結果から、その値が高いほど期待度の高い馬であると判定する。
B@の考察で2番人気馬が3番人気馬に後退するのと、7番人気馬が8番人気馬に後退し
ている場合、同じ1点の減点では重みが違う筈である。この場合はオッズを利用して、そ
の重み付けをして減点する。
CBと同様の方法で重み付けをして加点する。
と、ここまで紹介してきたのですが、その内容はかなりの量であり統計手法も出てきて難解
でもあります。そしてなによりもまだ研究途上のことであり、残念ながら結論には至っていな
いのです。楽しみにしながら、もう少し待ちましょう。
ここでは、ほんの極く一部しか紹介していませんし、興味のある方は是非前記のホームペー
ジへ訪問されることをお勧めします。
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金丸氏は私の競馬の師匠とも言える人物です。別に個人的に面識がある訳ではなにのですが、
私が競馬を始めた頃に最初に出会った競馬に関する本が、氏の著書の「利殖競馬入門」だった
のです。
私はこの本に大変感銘を受け、長い間氏のように複勝式馬券で勝つための極意会得に挑戦した
ものです。一冊の本を要約すると、以下のようになるかと思います。
@競馬で本当に勝とうとするなら複勝式馬券しかない。
Aオールスター級のレースだけを狙う。
現在はグレード制が確立しているので、G1を中心に重賞競争に絞る。
B推理の基準はローテーションである。
馬もレースに出ずっぱりでは当然疲労する。従って、その馬の使われ方で次のレースの調
子をある程度推測できる。大体目標とするレースは休養明け3戦目が理想とされる。
C当日の馬体重も要チェック。
その馬の好調時のプラス、マイナス5KG以内であればOK。これを越すと危険。
D複勝式なら2連敗はあっても3連敗は無い。
負けたら、次のレースは倍買いまたは3倍買いの方式をとる。
そして、彼の理論の真髄は複勝式馬券戦術だけが、資金をエスカレートできると断言する。
100円の複勝式馬券から始めて、資金を5000円に上げた頃「今、千円札を5枚差し出している同
手で、いつの日か50万円の札束を、あるいは100万円の札束を差し出す日が来るだろう。」と予
感した。遂にはその同じ手で、現在50万円を窓口に差し出している、と実証する。
従って、勝負するのは1週1レースで1番賞金の高い重賞競争だけであり、後は将来を予測する
データ採取の意味で観戦するだけという。
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新種馬券としてワイド馬券が登場して、それなりに売上も上げているようだ。しかし、高額配当
を期待する向きには、見向きもされないのが実情である。
個人的には私自身も、結構興味を持っていたものの、あまりの低配当にあきらめてしまった。
理論的にはあたり馬券は馬連の3倍に増えるから、その配当はおおよそ馬連の3分の1位だ
ろうとみていた。しかし、現実に実際の配当やオッズも検討すると、4分の1や5分の1程度で
ある。何故か?
もう少し、正確にいうと、本命サイドのワイド馬券は馬連配当の3分の1という線に近く、或いは
それを上回り、穴馬券に近づくにつれ、上記のような状況になる。
これはワイド馬券の場合は、本命サイドの馬券はより低配当のため買う人が少なく、穴目の馬
券で勝負する人が購入することが多いということであろうか。
このことから、逆説的には本命サイドのワイド馬券こそが、旨みのある馬券とも言える。人の
逆を行く戦法が成功するケースは多い。
確かに配当は低い。しかし、複勝に比べるとかなり高い筈である。しかし、人気サイドのワイド
馬券は何種類も購入するこてはできない。ひとつでも外れると儲けににならないか、或いは僅
ずかな利益にしかならない。従って、基本的には1点買いであろう。
ワイド馬券で、高額配当にとらわれないで、ひっそり手堅く稼ぐ戦法として、ありそうである。
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今回は「この馬から流せ!」さんのホームページを紹介します。興味深い次の一節があります。
みなさんは勝ち組の資金の増え方はどのようなものだとお考えですか?毎回負けることなく確実
に資金を増やしていると思っておられませんか?冷静に考えれば競馬という生き物相手のギャン
ブルにおいて毎回勝ち続けることなどまずあり得ないということは誰にでもわかることだと思い
ます。ですが勝ち組に入りたいという強い意識から、勝ち組に入るためには毎回勝つことが絶対
条件だと考えてしまうのでしょう。なぜこう考えてしまうのでしょうか?それは「毎回勝たない
と資金が増えない」と思い込んでいるからではありませんか?
ところでみなさんの周りには勝ち組の方はいますか?勝ち組は競馬人口のほんの一部分なので、
それほどはいないと思います。それに仮にいたとしても勝ち組と認識できないでしょう。ではな
ぜ勝ち組を勝ち組と認識できないのでしょうか?それは勝ち組も毎回勝っているわけではないか
らです。毎回勝っていない者を勝ち組とは思えませんよね。実はこれが盲点なのです。はっきり
言ってしまえば勝ち組でも利益を出せない日が多いということです。勝ち組の資金増加パターン
は、勝ったり負けたりしながらのらりくらりと総資金のあたりをうろうろし、たまに、資金を厚
く賭けた買い目を的中させることにより、総資金をドカーンと増大させるのです。この「のらり
くらりドカーン」というサイクルで資金がどんどん増えていきます。
この「のらりくらりドカーン」式で資金を増やしていくためには
(1) 的中率と回収率のバランスのとれた予想
(2) (1)の予想に適した資金投資法
(3) 我慢(資金が増えなくても焦らない)
この3つのどれが欠けても実現できません。
以上が原文のままです。確かに説得力があります。このHPのエキスとなる軸馬の選出は、下記
のホームページを参照してください。 この馬から流せ!
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これは増額投資法の代表的なものです。増額投資法は説得力のある理論ですが、連敗したとき
に購入金額が膨らみすぎるのが難点です。しかし、モンテカルロ法はその点がかなり改善されて
います。実はこのモンテカルロ法は既に実験室でテスト済みです。
私はそのとき単勝馬券で実験したのですが、かなりいい線までいき一時はかなりの利益を出した
のですが、最後は連敗地獄から脱出できずに失敗しました。
モンテカルロ法では下記のような表を作り、並べられた数列の一番外の数字を足した合計を投資
するというものです。
レース |
数列 |
投資金(円) |
損金(円) |
1レース目 |
@A |
300 |
300 |
2レース目 |
@AB |
400 |
700 |
3レース目 |
@ABC |
500 |
1,200 |
4レース目 |
@ABCD |
600 |
1,800 |
5レース目 |
@ABCDE |
700 |
2,500 |
6レース目 |
@ABCDEF |
800 |
3,300 |
1レース目は数列の@Aの合計値3で馬券は300円とする。外れると次の数列はBを追加した
2レース目に移動する。同じように外の数字@Bを足した合計は4だから、馬券は400円となる。
こうして以降はずれる度に数列を1つずつ加えていくのである。
そして、6レース目で的中したとする。ここで利益が出ていれば最初に戻す。利益が出ていない
場合は、下記のように続けるのである。
レース |
数列 |
投資金(円) |
損金(円) |
7レース目 |
BCD |
800 |
800 |
8レース目 |
BCDH |
1,200 |
2,000 |
9レース目 |
BCDHI |
1,300 |
3,300 |
10レース目 |
BCDHIJ |
1,400 |
4,700 |
11レース目 |
BCDHIJK |
1,500 |
6,200 |
12レース目 |
DHI |
1,500 |
1,500 |
的中した6レース目の数列の両端から2個ずつ消去する。するとBCDが残り、ここから再開す
る。ここで外れると、さらに数列を追加する。この場合の追加の数字はHである。(Gではない)
以下は以前と同様に進めていくのである。
12レース目で的中したとしたら、上記のようになる。これを数列が無くなり計算不能の状態にな
ったとき、必ず利益が出ている計算となるらしい。(実際には確認した訳ではないが)
これにも約束がある。それは配当が3倍以上であることである。
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馬券作戦のひとつとして、「ころがし」がある。これは「競馬のすべて」(大川慶次郎)の本から
一部紹介します。この本は実際は松本守正という人との共著です。
これこそ、馬券で大儲けする唯一の方法ではないか。以前に私は大川氏の指導で、一度だけ
だが、5万円を107万にしたことがある。わずか3レースをころがしただけだったが。
この方法のコツは、全レースに手を出さず、狙ったレースを3つ程度にしぼってころがすこと
である。この「ころがし」の最大の利点は2000円券から始めても、500円の配当が3回ころが
れば25万円(1点買いの場合)になるという、投資資金の少ないこと、そして、結実の豊かな点
にある。
ころがしを実行する場合、1点買いなどとイキがらず、うまく割り振って3点か4点のおさえ馬券
を買っておくことが肝心で、これなら、もし本線が来なくても、押さえが来れば元金は保証されて
いることになり、再起できるわけだ。無論、途中でばかばかしくプラスになれば、全額を次の狙
ったレースに投ずることはない。
元金だけはフトコロへしまうとか、儲けの2分の1だけを次へころがすとか、適当な工夫されたい。
以上が概略である。確かにころがれば大きい。3回くらいならかなりの確率で成功するのでは
ないか。競馬ファンなら誰しも100万円の帯封つきの配当金を手にしたいもの。その可能性が
最も高いのが、このころがし戦法のような気がする。
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今週はいいネタが見つかりませんでした。ここらで一服して、少し意味合いは違いますが馬券
の攻略法について紹介したいと思います。馬券の買い方は昔から、各種の方式が挙げられて
いますが、その代表は三角買いでしょう。これは有力馬A、B、Cの3頭がいたと仮定した場合
A−B、A−C、B−Cの3種を買う方法です。
これは現在でいえば3頭のボックス馬券です。但し、これは現在のような馬連の馬券が無かっ
た時代の買い方で、現在なら枠連の買い方といえるでしょう。馬連全盛の今日では、これを一
歩進めて有力馬A,B,C,Dの4頭のボックス馬券とすべきでしょう。私はこれが最もオーソド
ックスで、恐らくは的中率、回収率とも統計的に一番確かな方式であると思います。
関西で最も人気の高い競馬ブック紙の予想スタイルにも、例外はあるものの殆どがこの4頭の
ボックス馬券の6点買いで予想しています。予想のプロが採用するのですから、まず間違いの
のない買い方のはずです。
見方を変えれば馬連を買って的中させたいのなら、基本的に6点は買うべきであることを物語
っているとも言えます。この方式でどの位的中して、どの程度回収出来るのかは各人の研究に
お任せします。一例をあげると下表のようになります。サンプルは最も季節変動要因の少ない
時期で、裏開催のない頭数も安定している、昨年3月の中央場所のものにしています。
これを見れば結構ヒットしていることが判ります。これで少ないと思う人は馬券の難しさが、まだ
良く判っていないのだと感じますが。
私見では的中率と回収率を天秤にかけて判断した場合、この買い方がベストとするなら年間
の回収率は75%に限りなく近ずく筈だと思います。もし自分の買い方が75%以下の回収率し
かあげていないのであれば、このボックス馬券方式にすれば間違いなく成績は上がります。
従って、我々の目指す競馬必勝法というのであれば、少なくともこの回収率75%のラインを
超える必要があり、さらには100%以上を目指すものである筈です。
しかし、ここで大事な事は「馬券の攻略の基本は有力馬4頭のボックス馬券であり、その回収
率はトータルすれば75%程度にはなる」ということを念頭に置くことではないでしょうか?
そして、これを実証しているのが競馬専門紙やスポーツ紙のプロの予想ということになります。
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高本公夫と言えば、競馬ファンなら誰しもが知っているあの「タカモト式」と呼ばれる暗号式馬券
の元祖である。私には暗号式馬券というものは理解できないし、興味もありません。
この方式は彼が本気で取り組んだ馬券理論である筈はないし、興味本位に書いてみたらこれが
以外にも爆発的な人気になった。書いた本人が一番びっくりしているのではないでしょうか?
彼の基本的な考え方は、やはり最初の出版本の「競馬で勝って歓喜する本」にあるでしょう。
その中に馬券のフォームに関するくだりがあるが、示唆に富み今回はそれを紹介します。
馬券で勝つという姿勢は、プロ野球のクリーンアップトリオの立場と同じものでなければならない。
馬券をただ的中させることに専念するならば、連勝の目36通り全てを買っていれば、必ず的中
馬券がある。3600円以上の配当がつけば、買った馬券ということになるだろうが、そんな買い
方ではトータルのプラスは望むべくもない。
@ランナーをセカンドに置いてセンター前にはじき返して打点を上げるか
Aみずから万馬券を狙い打ってホームラン打点をあげるか
の二つが馬券で勝つという姿勢でなければならない。打点になるヒット馬券といのは、少なくとも
8倍以上つく連勝馬券ということだ。8倍の馬券を1点でしとめるは、やはり難しいことだからであ
る。
3打数1安打でも、プラスの数字が出る馬券の買い方が強い馬券ということになろう。それは20
倍どころの馬券を3点でしとめていく方法である。そのためには、自分のフォームがしっかりして
いなければならない。野球も馬券もフォームが肝心なのである。フォームが固定すると、目の位
置もしっかりする。だから、ストライク、ボールが手にとるようにわかる。ヒットになるためにはス
トライクを打たねばならいのだ。
ボールを打ってもヒットにならない。ストライクをスイングしなければヒットになってくれない。また
ヒットも風向きの助けを借りるとき、その打球はホームランになってくれる。
人間だからスランプは必ずある。私も5数ノーヒットが続くと、思わずボール球に手を出してしまっ
てスランプに陥ることがあった。そういう場合、早くボール球の正体を思い起こすことだ。思い起
こすことが早くできるかどうかで、さらに強い馬券になる。
以上がフォームに関する概略ですが、高本氏の教えを基本にそしてさらに自分に一番あったフ
ォームを考えるべきでしょう。そうはいっても私自身もフォームが固定しているとは言い難いので
すが。儲けるとは信ずる者と書くのですから、信ずべきフォームを早く固定したいものです。
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競馬を推理する要素は沢山あるが、その中で最も重要な要素は持ち時計とその馬の調子である。
持ち時計は馬の能力を示すものであり、調子はその馬が持てる能力を出せる状態にあるかという
判断基準になるのである。今回はその持ち時計の考察とする。
持ち時計とは、その馬の同距離のレースの走破時計の中で一番いい時計をいう。その時計は必ず
しも上位の着順の時計とは限らない。1着時の走破時計より4着の時の時計の方がいいこともある。
つまり、レースのペースが速くてそれにつられて最初からとばしてしまったような場合。
結局最後にバテてしまって着順はさえないが、時計だけはいつもよりよいということある。しかし、
そのペースでは勝てないのだから、本当はあまり意味がない。なるべくいい着順の時の時計を参考
にすべきである。
あるいは、その距離を一度しか走ったことがなければ、たとえ着外の時計でも、それが持ち時計
となる。だから、キャリアの浅い馬の持ち時計はあてにならない。刷新される可能性がある。
早い持ち時計があるということは、その馬に能力があるということである。しかし、気をつけなけれ
ならないのは、成績表からはその時計がいつ出されたものかわからないとうことである。
若い馬の場合は問題ないが、古馬の場合はすでに能力が落ちて、持ち時計を出した頃の能力がな
いということもある。そういう場合は近走の同距離の走破時計と比べてみる。それで近い時計があれ
ば、能力を維持しているし、調子もいいと見ることが出来る。
又、馬場差によって時計は違ってくるので、どこの競馬場のどういう馬場状態の時に出した時計か、
ということを考慮して見る必要がある。一般に新潟、福島、中京などの平坦なコースは時計が出易い。
なかなか持ち時計といっても単純ではないのである。
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前回に引き続き、競馬の最重要推理要素の2つめである。それは馬の調子を掴むということである。
馬の調子の波をコントロールしようとするのは厩舎である。しかし、馬は生き物だから、機械を調整
するようにはいかない。馬自身の調子の波がある。半年とか3カ月くらいでピークが巡ってくるなど、
古馬となるとだいたい周期がわかってくる。
厩舎の調整の仕方が馬の調子に影響を与えるのは事実だが、それを含めて馬自身の調子の波、
気配を見定めていくことが大切である。では、どうやってその勝負気配を見極めるのか?
調子が上昇カーブを描いているのを感じるのには、まず着順の推移がある。当然ながら、前走、前
々走と何レースも続けてみどころのないレースをしている馬に、急に好調の波が押し寄せることは
ない。休養明けで、最初は14着、11着など、話にならない成績であっても、使われるうちにだんだん
着順やレース内容が良くなっていく。
注意すべきはなのは5、3、4、2着という具合に勝負圏内の着順でレース内容も伴っている馬だ。
さらに、走破時計も同距離のもち時計に近く、上がり時計にも結構速い数字が出ている場合。ある
いは2、11、13,3着などと着順にバラつきがあっても11、13着のレースは展開の不利などの敗
因がはっきりしていて、内容的には悪くないという場合。調子の波がピークに近づいている。こういう
ときに相手関係や距離、コースなどが有利な場合には、いよいよ狙えるということになる。
この上昇の波や勝負気配をいちはやく、キャッチすることが高配馬券への近道である。誰の目に
も好調さがはっきりすれば、人気にもなり「おいしい馬券」にありつけないことになる。
逆にいったん調子落ちになれば、馬は信じられないほど走らなくなる。こうなれば、馬は休養に入り
充電して、立て直すしかない。調子が下降している人気馬が出走していれば、波乱の要因にもなる
ので、人気にとらわれないで馬の調子を正確に把握できることが大切である。
又、調子は調教の動きにもあらあわれるので、予想紙の調教欄は良く目を通す習慣を身につけたい。
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今回は当ホームページの相互リンク第一号の「きゃん ゆー サラブレッド」のシニョリ博士に登場
してもらいましょう。その予想哲学は頷けることばかりの説得力のある内容です。
@前走1着馬は強い!
A前走人気馬が凡走したら、次走人気落ちで狙え!
Bダート→芝替わり、芝→ダート替わりの馬は人気落ちで!
C前走人気薄で2着した馬が、次走も人気がなければまた穴を出す!
D休み明けの馬を狙うなら、実績馬で、前走より短い距離のレースか、前走より格下のレースで!
E前走G1で大敗した馬が、G3以下のレースに出走してきたら狙え!
F上がり馬が人気の時は格重視!
G休み明けで1200mのレースを楽勝した馬が、次走1600mのレースに出てきたら、危ない!
H2、3走前に今回と同じ距離のレースに出て、1着馬とタイム差が僅かなら人気がなくても狙え!
I前2走、2着→2着と来た馬は、次走は勝つか、惨敗するかのどちらか。
Jデビュー2連勝の馬は危ない。
ここでは、これ以上の紹介はできませんが、「きゃん ゆー サラブレッド」では、これを証明する実例
まで載せてあります。是非、一度訪問して詳細な内容を確認されることをお勧めします。
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手元にもうかなり古い出版のもので「オッズの謎」という本がある。ここには馬券にはなんらかの理由
で、マスコミの人気とは違う種類の投票がされていると語る。
これは一般の人には知ることの出来ない正確な情報のもとで、ある特定の馬に異常な投票がされて
いることが多いというものである。確かに経験的にもそういうケースがままあることは感じています。
誰がそのような投票するかはおおよそ推察できると思いますが、語弊のないように馬券のプロとして
おきましょう。このプロの投票方法は下記のように整理できると同本は述べています。
@狙った馬がマスコミでも本命・対抗などの人気馬であれば、その狙い馬と同人気程度の組合せを
厚く買い、あとは総流し買いをする。
A狙った馬がマスコミの人気で中程度あった場合、これも流し買いだが、全馬にほぼ均等に買われ
る。
B狙った馬がマスコミで殆ど人気なっていない場合、人気馬数頭へ馬券が買われる。
私の経験でもこれは異常かなと思うとき、その馬に注目してレースを見ていると、どんな展開になって
きっちり馬券に絡んでくる。その精度の高さは通常では考えられないほどです。
現在では、こういう異常投票をオッズ解析から発見するというホムページも結構あるようです。それほ
ど高い精度の情報なら誰でも知りたいものです。問題はどうすれば異常投票を見分けられるかです。
投票に異常が感じられるほどの金額ですから、半端な金額ではないでしょう。従って、馬券の購入は
人が込んでくる前の朝の早い時間に買われることが推察されます。この時間に馬体や気配を確かめ
ることもなく買われること自体が一般ファンの購入ではないことを物語っています。
従って、オッズを解析して異常投票を見分けるには、午前中のオッズに注目することが必須でしょう。
あとは単勝、複勝、馬連の売れ行きを注意深く、追っていけば推理はできると思われます。
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これもモンテカルロ法と同じように賭け方を一定の法則に基づいて続けるやり方です。下記のHPから
取材しました。参考になると思います。
http://www.bottle.ac/~imoten/keiba/kouza/(目からウロコ競馬必勝法)
1-1-2-3-5-8-13…
こんな数字の並びがある。
最初の数字を基準単位として1とすると、三番目からの数字は、前の数字と今の数字の合計が次の
数字、という規則で並んでいる。
例えば、左から五番目の5を今の数字としよう。
前の数字は3になるから、3+5で、次の数字は8となる。
すべて同じ規則で並んでいることがお分かりいただけただろうか。
では13の次は?
そう、21だ。
これは、この数列の通りに馬券を買うと、3倍以上の配当が得られた場合、確実に今までの収支を
プラスに出来る、不思議な数列だ。つまり、一回目は1円で馬券を買い、二回目も1円で、三回目
は2円で、四回目は3円で…とお金を使っていっても、3倍以上のオッズの馬を買っていれば、的中
した時点で確実に「儲ける」ことの出来る買い方なのだ。
もしも一番人気の馬のオッズが3倍以上なら、一番人気の馬に賭ける。
ただし一番人気の馬のオッズが3倍未満なら、二番人気の馬に賭ける。
その場合も、もしも二番人気の馬のオッズが3倍未満なら、三番人気の馬に賭けることとする。
このように、必ず配当が3倍以上になる、より人気の馬に賭けることとする。
これにより、何回か外れても的中すれば確実に収支をプラスにすることができるようになる。
以上が目からウロコさんの主張です。やはり単勝で実戦をしています。この方法はモンテカルロと
違い、それまでの負けを一発で修復できる代わりに賭け金の増え方も大きいようです。
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